信頼関係を築いてできたこと

当方の自治会で「子ども育成部」と名乗る組織ができて3年目。
ようやく、担当責任者の私と子、私と親、そして、親同士の信頼関係が
築けているという手応えがある。
私はついに、名簿の開示に踏み切ったのだ。

昔は当たり前のように近所の電話番号なんて、分かった。
それはもう、昔話。
今や、学校の連絡網すらない時代だ。
個人情報保護という理由で、名簿ゼロの時代。
お互いの連絡先はお互いが教えない限り、知り得ることはない。

マンションの場合、新たに引っ越してきても、上下、左右と近隣へ挨拶に
行くだけで、連絡先なんて、交換してこない。
子供同士で電話番号を交換することもない。

どこの家で遊んでいるのか、号室も分からなければ、名前も分からない。
そして、電話番号も分からない。
分かっているのは、顔くらいだ。

更なるコミュニケーション強化を掲げ、私は名簿を配布した。
もちろん、第三者への開示やコピーは厳禁という注意書きを書いて・・・
うるさいくらい強調して・・・
3年という歳月をかけて、ようやく、配布まで、辿り着いたのだと。。。

配布も慎重だった。
避難訓練解散後、子ども一人ひとりへ手渡し。それも茶封筒に封緘した状態で。

子どもは思ったはずだ。
これは大切な資料なんだと。
そして、親にも伝わっただろう。

こっちが神経質過ぎと言われるくらい大事なのが、個人情報。
「別によかったのに~」と言われても、時間をかける。
それだけ、号室、子どもの名前と電話番号をオープンにするとは、勇気の
いることなのだ。
それを親にも分かってもらわなければ、個人情報は正しく使われない。

信頼関係の証というのが、名簿なのだ。
そして、個人情報は大切。
それを親子に正しく理解してもらう。

これも家庭教育・地域教育であり、家庭と地域の共同作業である。

避難訓練やりました。

今日は自治会の話。
私は子ども育成部の仕切りを任されている。
3.11を機に防災意識が高まっており、私としても子ども対象に一発、
訓練をしておきたかった。
いざ、災害が起きたとき、子どもたちはどういう行動を起こすのか。
きちんと一時避難場所に避難できるよう、訓練しておかなければならない。
そういう危機感が募ったからだ。

「肝いり政策」として、参加率を重視して保護者懇親会の席上で尋ねた。
すると、当初、考えていた土日の朝から、登校前という想定外の回答が・・・
思わず、言葉を詰まらせた。
登校前という慌しい時間帯。
それも朝は起きるだけで精一杯と聞いている。
その時間帯にやるのか・・・

「疋田さん、去年も金環日食、見たじゃないですか!」

そうだ!登校前にそんなイベントもしたなぁ~

金環日食は登校時間が考慮されたし、ソレとコレとは話が別とも思ったけど、
この昨年の実績は私の躊躇する背中を押してくれた。

朝7:10 マンション内で火災発生。

これを想定して避難訓練を登校前に行った。

子どもたちからはブーイングが起きていたが、蓋を開けてみたら・・・

17人対象中15人が参加と驚異的な参加率を誇った。
さらにそのうち一人は私立小学校のため、6:30には登校している。
だから、絶対に参加できない。
つまり、参加可能性16人中15人が参加だったということだから、欠席者は
一名だけだった。

自治会長はじめ、「疋田の日ごろの努力の成果」と評価をしてくださるが、
私としては、自分の努力というより、保護者の理解と協力、子どもたちの姿勢に
感謝したい。

実はこの日、「名簿」も配られた。
マンションに住む子どものリストだ。
個人情報保護を重視する時代に「名簿」を出すとは、時代の流れと逆行している
“政策”だろう。
“希薄化してはならない人間関係”を訴え、個人情報処理従事者として、十分に
慎重になって配布した。
今のところ、クレームはない。
この名簿の話はまた今度。

地域と家庭が連携して実現した朝の大事な行事が行われたのだ。

子どもも忙しい

親がこういう。
「子どもも忙しい時代になったから。」

おぃおぃ、忙しくさせているのは、親自身じゃないか。

「金曜日以外はすべて習い事ー」

「えっ?」

思わず、わが耳を疑った。

ダンス、英語、プール、ピアノ、新体操、習字、そろばん・・・
習い事の種類は多種多様。
ミュージカルや日本舞踊をしている子もいる。
ここに野球だ、サッカーだ、バスケだと週末、親も車出しの協力をしながらという
まるで親子で参加の習い事もある。

そりゃ、教育ビジネスが盛んだからなぁ~と日本のビジネス根性というか、
創意工夫にも関心を寄せる一方、親も子どもの「やりたい。」を聞いていたら、
キリがないなぁ~と思った。

習い事に通わせることで、自信がつくとか、やりたいことに没頭することで、自分の
好きな仕事を見つけられるとか、いろいろと習い事のメリットも高いしと思って
習い事をやらせてしまうだろう。

また親としても、子どもは「言うことの聞かない動物」とも思ってしまうことがあるのは
事実だろう。
だから、習い事に通わせれば、自分自身が楽でもあるのだ。

子どもは朝、学校へ行く。
夕方に帰宅する。
習い事へ出かける。
夕飯を食べたり、お風呂に入ったり、就寝準備をする。

親と子の関わる時間は減っていないだろうか。

ゴールデンウィークは出かけましたか。

ゴールデンウィークはご家族でどこか、出かけましたか。
子どもたちの記憶は侮れないものです。
結構、残っています。
断片的かもしれないけれど、脳裏に残ります。

私は幼い頃からいろいろと連れて行ってもらいました。

潮干狩りやキャンプ、温泉旅行・・・

親には申し訳ないのですが、「とてもよく覚えている」とは言えないもののの、
通行止めのなか、渋滞の渦に突っ込んだ記憶とか、どうしようもないことも
今となっては良い思い出です。
そう、ゴールデンウィークなんて、渋滞が風物詩みたいなところありますからね。

あさりをたくさん採ってきて幼馴染の家に届けて喜ばれた思い出もありますし、
キャンプで父がカッコ良く、火起こしする姿をみて自分もマスターした記憶が
あります。

またゴールデンウィークにも関わらず、ガラガラだった温泉ではしゃいだ思い出とか。

そのときは、ほろ苦い思い出も歳を重ねると、味が出てきて深みを増し、良い思い出に
なるものです。

そういう経験から、自分の将来を段々、考えるものだと思うのです。
「ああいう仕事に就きたいなぁー。」という淡いイメージが段々と具体化し、現実と
なると思います。

ただ大学卒業してただ就職ほど、つまらない人生はないでしょうし、そういう人生ほど、
挫折や苦境に立たされたとき、粘れないし、すぐに挫けちゃうと思います。

ゴールデンウィークは混んでいるから、家でゴロゴロとか、近場のショッピングセンターの
メダルコーナーで遊ぶなんて、やめてくださいね。
家族で出かけて思い出を作ってきてください。

子どもは親の背中をよくみている。

子どもは何歳になっても、子どもであり、親が子どもにとって、一番、近い大人である。
そして、親は子どものお手本であり、教科書でもある。

「お母さん、最近、手抜きなんだよねー。おかずが少ない。」
「うちの親、最近、疲れているんだよねー。よくお酒飲む。」
「お母さん、お金使いすぎ!」

子どもは些細なことでも、家庭の様子を話してくれる。
時には、大人だったら、恥ずかしいなと思うことも子どもは悪気なく、素直に口に出す。

子どもは大人の行動をよくみている。

在宅ワークのメリットは子どものそばにいながら、仕事ができること。

働く親、働く大人を間近で見られるほど、すばらしいメリットはないだろう。

人はやがて、働かなければならないのだから・・・